イスラエル軍がガザ地区を攻撃、家族6人を含む12人殺害と医療関係者

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デイヴィッド・グリッテン記者

パレスチナ・ガザ地区の3カ所で21日、イスラエル軍が空爆を行い、地元の医療関係者によると、少なくとも計12人のパレスチナ人が殺害された。犠牲者の中には家族6人が含まれている。

映像には、ガザ市西部アル・サブラ地区にあるこの家族のアパートが、夜間に炎上する様子が映っていた。

フィラス・アル=マスリさんの兄弟はBBCに対し、フィラスさんと妻のサルサビールさん、3人の娘(ファリヤルさん、サルマさん、アミラさん)と息子のナイムさんの計6人が焼死したと語った。

イスラエル軍は、この攻撃の標的はハマスの工作員だと説明。攻撃の結果については現在も調査中だと述べた。

パレスチナのメディアは医療関係者の話として、21日午後、ガザ市中心部のアル・サマル地区にある住宅もイスラエル軍の空爆を受け、4人が死亡したと報じた。

さらに、ガザ市南部のアル・ザフラ地区では、イスラエル軍のドローンが車両を襲撃し、2人が殺害された。

イスラエル軍は、これらの攻撃についてはまだコメントを発表していない。

武装組織ハマスが運営するガザの保健省によると、昨年10月にイスラエルとハマスの間で停戦が発効して以来、イスラエルの攻撃に、より少なくとも1168人のパレスチナ人が殺された。

一方この間、ガザ地区におけるパレスチナ側の攻撃でイスラエル兵4人が死亡している。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は21日、ガザ地区におけるイスラエル軍の攻撃が最近激化していることを非難した。

タミーン・アル・キータン報道官によると、7月13日から20日の間に、住宅、避難民家族のためのテントキャンプ、その他の混雑した地域への攻撃で、少なくとも57人のパレスチナ人が死亡した。犠牲者の中には、子供6人と女性8人が含まれている。

また、そのうち34人は、ガザでのイスラエル軍の撤退ラインの「イエローライン」から「遠く離れた場所で殺害された」という。

「停戦合意の発表から9カ月がたった今もなお、ガザ地区のパレスチナ人にとって安全な場所はどこにもない」と、アル・キータン報道官は述べた。

さらに、民間人の殺害は「ガザにおける国際人道法違反、戦争犯罪、その他の残虐行為の可能性に対する懸念を高める」と警告した。

イスラエル軍は先に、パレスチナの武装勢力メンバーを標的とした一連の攻撃を発表した。イスラエル軍によると、これらのメンバーは2023年10月7日にハマス主導で行われたイスラエルへの攻撃に関与していた。この攻撃では約1200人が殺害され、251人が人質となった。

イスラエルはこれに対し、ガザ地区で大規模な軍事作戦を開始。ハマスが運営する保健省によると、それ以降に7万3290人以上のパレスチナ人が殺害された。